先生の四苦八苦

普段の授業が少しでも楽に楽しくなりますように。

子供たちに読み聞かせをしたい英語の絵本「The Giving Tree」

 

The Giving Tree (Rise and Shine)

 

子供たちに読み聞かせをしたい英語の絵本の紹介です。

 

今回の絵本は「The Giving Tree」

 

 「子供たちの読み聞かせに!英語の絵本 厳選10冊+1」という記事でもご紹介させてもらいました。

 

 

pandasensei.hatenadiary.com

 

今回の絵本は元々は日本語版から読みました。

訳者が、好きな作家である村上春樹さんだったからです。

 

内容は深く、考えさせる内容です。

大人が読んでも面白い。

 

読んでも明確なメッセージはありません。

読み手が考える必要があります。

 

リンゴの木と少年は友達であった。

ともに遊び、心を通わせていた。

しかし少年は大人になり、お金が必要になる。

木は「私の果実を売りなさい」と言う。

少年は果実をすべて持っていった。

しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。

木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。

その子は枝をすべて持っていった。

また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。

木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。

男は幹を持っていった。

時が経ち、男は年老いて帰ってきた。

して「疲れたので休む場所がほしい」と言う。

木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。

男は腰をかけた。木は幸せであった。

おおきな木 - Wikipedia

 

日本語の絵本もお勧めです。

英語の絵本を読む前、もしくは読んだあとに読んで比べるのも面白いです。 

 

おおきな木

おおきな木

 

 

 

 

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英文は少し難しい。

ただ、シンプルで力強い文だと思います。

 

高学年(小学校5年、6年)向きですが、低学年(小学校1年、2年)に読み聞かせをしてもいいと思います。

 

どの年齢の子にも読んでも、幼いなりに何かを感じ取るようです。

  

ユーチューブに読み聞かせの動画がありました。

絵本の雰囲気が伝わるかと。 

 

www.youtube.com

 

The Giving Tree (Rise and Shine)

The Giving Tree (Rise and Shine)