出展:文部科学省
小学校外国語 指導案「She can run fast. He can jump high. 」(We can1 Unit5)の紹介です。
一単元の流れを自分なりにまとめてみました。
今回の指導案も、外国語活動が苦手な人、英語が苦手な人向けに書いています。
少しでも参考になれば参考です。
単元目標や領域別目標などは、文部科学省から発行されている指導案を参考にしています。(授業の流れはオリジナルです。)
1 単元名 5年-Unit5 She can run fast. He can jump high.
「Who is she? Who is he? Quiz をしよう。」
1.単元目標
・できること、できないことを伝える表現が分かる。(知識・技能)
・その場にいない友だちについてできることを紹介する活動を通して、まとまった話を聞いて具体的な 情報を聞き取ったり、第三者についてできることを他者に伝えることができる。
(思考・判断力・表現力)
・自分や第三者ができることなどを紹介しようとする。(学びに向かう力・人間性)
2. 言語材料
○I/He/She/You/ can /can’t (cook)./Can you (cook)?
○動作(swim, cook, ride, play,)
○スポーツ(soccer, basketball, baseball)
○身の回りのもの(unicycle, piano, kendama)
○その他Who, is
3. 該当する学習指導要領における領域別目標
聞くこと |
イ ゆっくりはっきりと話されれば、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、具体的な情報を聞き取ることができるようにする。 |
話すこと (やり取り) |
イ 日常生活に関する身近で簡単な事柄について、自分の考えや気持ちなどを簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合うことができるようにする。 |
話すこと (発表) |
ア 日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。 |
4.単元計画(合計5時間)
1時間目(目標◆と主な活動【 】)
◆動作を表す語や「できる」という表現が分かる。
【Activity】Saymon say game
サイモンセッズゲーム(命令ゲーム)をI canで行います。
・動作(swim, cook, ride,)
・スポーツ(soccer, basketball, baseball)
・身の回りのもの(unicycle, piano, kendama)
サイモンセッズゲームは以下の記事を見てください。
【Activity】Go game
最後のアクティビティは、ゴーゲームで。
全ての色を言わなくても大丈夫です。
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉: 動作を表す語や「できる」という表現が理解できた。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
2時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆動作を表す語や「できる」という表現を使って、自分のできることを相手に伝えることができる。
【Activity】Saymon says game
サイモンセッズゲーム(命令ゲーム)をI canで行います。
単語だけではなく、文章でも慣れ親しみましょう。
使う単語は以下の通りです。
・動作(swim, cook, ride,)
・スポーツ(soccer, basketball, baseball)
・身の回りのもの(unicycle, piano, kendama)
【Activity】Let’s interview
自分のできること、できないことを友達に伝えます。
「eye contact」などができている児童を取り上げ、相手に伝える工夫として全体で共有化したいところ。
使う英文は以下の通りです。
A, B: Hello.
A:I can play baseball.
I can play basketball.
A,B: Thank you. Bye.
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉: ◆動作を表す語や「できる」という表現を使って、自分のできることを相手に伝えることができた。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
3時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆三人称の言い方に慣れる。
【Activity】Who is he? Who is she? quiz
指導者のできること、できないことを聞き、複 数の指導者の中から当てる。
指導者の模範発表(Who is she? Who is he?Quiz)
【Activity】Go game
①単語のカードを並べる。教師が言ったセリフを児童が繰り返す。児童は手を頭の上に乗せる。
②教師が「Go」と言ったら、前のセリフの単語のカードを児童が取る。
ここでHeやSheを導入しましょう。
また、Can you もここで導入しておきます。
ルールを変えて、Sheと言ったらとるなどにしても面白いです。
単語の練習を十分にしておかないと英語でのインタビューは難しいので、時間をたくさん取りましょう。
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉: ◆三人称の言い方に慣れている。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
4時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆友だちにできること、できないことをインタビューしよう。
【Activity】Who is he? Who is she? quiz
指導者のできること、できないことを聞き、複 数の指導者の中から当てる。
指導者の模範発表(Who is she? Who is he?Quiz) です。
このクイズは盛り上がるので、ぜひやってみて下さい。
【Activity】Go game
Can youの復習をします。
動作の英単語は慣れたきていると思うのですが、Can you は難しいと思います。
ただ、時間を掛け過ぎると次のインタビューの時間がとれないので、テンポよくいきましょう。
【Activity】Let’s interview.
「voice(ゆっくり話す、適切な大きさなど)」ができている児童を取り上げ、相手に伝える工夫として全体で共有化するといいと思います。
友だちにできること、できないことをインタビューしていきます。
A, B: Hello.
A:Can you play baseball.
B:Yes,I can.
I can play baseball.
(数回繰り返す。)
A,B:Thank you. Bye.
ここのインタビューが次回のクイズの材料になります。
また、他の子のクイズに答える際のヒントにもなります。
たくさん、インタビューさせましょう。
評価〈方法〉:◆友だちにできること、できないことをインタビューできた。
〈行動観察、ワークシート・振り返りカード点検〉
5時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆その場にいない友だちについてできることを紹介する活動を通して、
第三者についてできることを他者に伝えることができる。
【Activity】Saymon say game ◆
サイモンセッズゲーム(命令ゲーム)をHe can She canで行います。
He can She canに慣れ親しませましょう。
【Activity】友だちの他者紹介を練習する。
C1: Hello.C2: Hello.
C1: He can play baseball.
He can cook.
He can ゴルフができる。
(一文は日本語でもOKにする。)
Who is he?
C2: Masashi!
C1:Good(Nice)(Good job)(Yes)(No).
C1/2: See you.
【Activity】友達に他者紹介をする。
席を移動して、色んな児童同士で行う。
代表児童が他者紹介をする。
○振り返り(Looking back)
本時の感想を学習カードに記入する。
感想は、授業内で「できたこと」「意欲的に取り組んだこと」「楽しかったこと」「友達との関わり」を中心に記入させる。
(時間に余裕があれば)本時の感想を発表させる。
評価〈方法〉:◆その場にいない友だちについてできることを紹介する活動を通して、
第三者についてできることを他者に伝えることができた。
〈行動観察、ワークシート・振り返りカード点検〉
小学校外国語 指導案「She can run fast. He can jump high. 」(We can1 Unit5)のご紹介でした。
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この記事がお役に立てれば、幸いです。