先生の四苦八苦

普段の授業が少しでも楽に楽しくなりますように。

コマンドゲーム(アレンジ)We Can1 Lesson7 where is the treasure.

 

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出典:文部科学省 

 

五年生のwe can1のLesson7where is the treasure.の単元ですが、

文部科学省の指導案では「コマンドゲーム」という活動があります。

 

〇コマンド・ゲーム
・指導者が言う通りに,言われた物を置く。
・デモンストレーションをして,進め方を理解させるようにする。最初は児童が命令を聞き取りやすいように,場所を表す語句をゆっくりはっきり発音する。
・ただ命令の場所に置くだけでなく,指導者に続いて発音し,それから動作をするように指示する。

コマンド・ゲームの進め方
T: Do you have an eraser? (指導者の消しゴムを見せ,それを机に置きながら話す。) Put it on your desk.
S: 消しゴムを出し,机の上に置く。
T: On the desk. S: On the desk.
T: On the pencil case. S: On the pencil case. (繰り返し言い,筆箱の上に消しゴムを置く。)
T: In the pencil case. S: In the pencil case. (繰り返し言い,筆箱の中に消しゴムを置く。)
T: By the pencil case. S: By the pencil case. (繰り返し言い,筆箱のそばに消しゴムを置く。)
T: Under the pencil case. S: Under the pencil case. (繰り返し言い,筆箱の下に消しゴムを置く。)

引用:文部科学省

 

文部科学省の指導案通りでも構わないのですが、

児童の様子を考え、アレンジして使っています。

 

○「コマンドゲーム(位置)」(アレンジ))

・児童に消しゴムを机の上に置くように指示する。 (練習)

Put your eraser on your notebook.

児童は教師が言ったことを復唱しながら,その場所に消しゴムを置く。

・実際に自分の消しゴムを置き,答え合わせをする。

※ここまでは文部科学省の指導案と一緒。

 

 

〇次は、onやinなどが解り易いようにダンボールを使い、教師がいったとおりに物を置いていきます。

 

Put your eraser on your box.

Put your notebook in your box.

Put your pencil by your box.

Put your pencil case under your box.

 

また、複数の指示を同時に出すことで、ゲームの難易度を上げています。

ダンボール(box)を使うことで、wecanから印刷できるフラッシュカードと同じ状況にできます。

 

onやinなどはイメージし難いので、まずは慣れ親しむことが大事です。

※時間があれば、指示を児童が出す。

 

〇そのご、慣れたら、その他の身の回りの物も使って指示します。

Put your eraser on your notebook.

Put your pencil by your eraser.

Put your pencil in your pencil case.

などと指示します。

 

スモールステップで指示することで、

前置詞onやinなども児童がイメージし易くなります。