先日、小学校 外国語活動の授業開きで使えるゲームを紹介させてもらいました。
意外と好評で、皆さん外国語活動に困っていることがヒシヒシと伝わりました。
簡単にできて、盛り上がるゲームをもう一つ紹介させてもらいます。
外国語活動の授業開きでは、
Helloを使った自己紹介をすることが多いと思います。
ただ、挨拶だけだと盛り上がらないので、
名刺を使って自己紹介するのはいかがでしょうか。
お勧めの学年は、3年生か4年生の中学年向けです。
実態によっては、高学年でも盛り上がります。
一連の流れはこんな感じです。
前回、紹介した英語じゃんけんや Simon-says gameの後でも盛り上がります。
○目標
慣:英語でのあいさつに慣れ親しむ。
〇Introduction (2分程度)
自己紹介
できれば、簡単に教師が英語で自己紹介する。
〇自己紹介の仕方を確かめる。(10分)
A: Hello. My name is (I’m) ….
B: Hello. My name is (I’m) ….
握手(目をみてあいさつすることの大切さも教える。)
①教師がデモンストレーションを行う。
ALTがいる場合は、二人で行うと解り易い。
ALTがいない場合は、児童を前に出して行う。
その際には、前に出した児童が恥をかかないように、
出来ない場合は、フォローする。
また、前に出た児童を褒めることで、外国語活動が楽しいと思わせたい。
②練習として、教師と児童全員で挨拶する。
③隣同士の児童で挨拶をする。
児童が戸惑っているようなら、複数回繰り返す。
出来ていない児童をフォローする。
④児童は好きな相手を見つけて、挨拶をする。
なるべく、たくさん挨拶できるように話す。
(3分程度)
終わったあと、挨拶できた人数を聞く。
〇名刺交換ゲーム(15分)
① ※以下の流れは、自己紹介と一緒。
教師がデモンストレーションを行う。
ALTがいる場合は、二人で行うと解り易い。
ALTがいない場合は、児童を前に出して行う。
A: Hello. My name is (I’m) ….
B: Hello. My name is (I’m) ….
A: Here you are.(名刺を渡す。)
B: Thank you.(名刺を受け取る。)
B: Here you are.(名刺を渡す。)
A: Thank you.(名刺を受け取る。)
②児童は白紙に自分の名前を書く。
(できれば、ローマ字で)
八つ切りの画用紙を八等分すると丁度いい大きさになります。
何枚も書かせると時間がかかるので、まずは2枚程度書かせる。
③練習として、教師と児童全員で挨拶する。
④隣同士の児童で挨拶をする。
名刺も交換する。
⑥児童は好きな相手を見つけて、挨拶をする。
(8分程度)
八つ切りの画用紙を八等分したものを、
教室の前や後ろのロッカーに置いておく。
児童は名刺が無くなったら、自分で白紙をとり、
名前を書く。
〇振り返り
時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
※ 本時の感想を学習カードに記入するのは次回から。
子供にとって、ただ、挨拶するのではなく、
何かを交換するというのは面白いようです。
交換した名刺も大事にとっていました。
皆様の授業が少しでも楽になり、
子供たちが英語が面白いと思って欲しいと思います。
「小学校 外国語活動 授業開きに名刺交換ゲーム」でした。
お読みいただき、ありがとうございました。