小学校外国語活動 指導案「Do you have a pen?」(Let's Try2 Unit5)
出展:文部科学省
今回は、小学校外国語活動 指導案「Do you have a pen?」(Let's Try2 Unit5)の紹介です。
一単元の流れを自分なりにまとめてみました。
今回の指導案も、外国語活動が苦手な人、英語が苦手な人向けに書いています。
少しでも参考になれば参考です。
単元目標や領域別目標などは、文部科学省から発行されている指導案を参考にしています。(授業の流れはオリジナルです。)
1.単元目標
・文房具などの学校で使う物や,持ち物を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ。(知識及び技能)
・文房具など学校で使う物について,尋ねたり答えたりして伝え合う。(思考力,判断力,表現力等)
・文房具など学校で使う物について伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
2. 言語材料
○ Do you have (a pen)? Yes, I do. / No, I don’t. I [have / don’t have] (a pen). This is for you.
○ have, 身の回りの物 (glue stick, scissors, pen, stapler, magnet, marker, pencil sharpener, pencil case, desk,chair, clock, calendar)
既習事項:数(1~60)
Here you are. Thank you. You’re welcome.
Here you are. Thank you. You’re welcome.に関しては、今までの学習で習っているということにしています。
Here you are. Thank you. You’re welcome.は使う頻度が多いので、5月くらいに教えておくと楽です。
教える場合にはゲームなどを活用してみて下さい。
3. 該当する学習指導要領における領域別目標
〇聞くこと ウ
文字の読み方が発音されるのを聞いた際に,どの文字であるかが分かるようにする。
〇話すこと(発表)イ
自分のことについて,人前で実物などを見せながら,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すようにする。
〇 聞くこと イ
ゆっくりはっきりと話された際に,身近で簡単な事柄に関する基本的な表現の意味が分かるようにする。
〇話すこと(発表)ウ
日常生活に関する身近で簡単な事柄について,人前で実物などを見せながら,自分の考えや気持ちなどを,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すようにする。
4.単元計画(合計4時間)
1時間目(目標◆と主な活動【 】)
◆文房具などの学校で使う物の言い方に慣れ親しむ。
【Activity】文房具ブラックボックスクイズ
導入は、文房具ブラックボックスクイズで。
クイズ形式は盛り上がります。
ブラックボックスを使ったクイズは鉄板です。
○ 文房具の言い方に慣れ親しむ。
have, 身の回りの物 (glue stick, scissors, pen, stapler, magnet, marker, pencil sharpener, pencil case, desk,chair, clock, calendar)
【Activity】 Key word ゲーム
最後のアクティビティは、キーワードゲームで。
全ての単語を言わなくても大丈夫です。
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉:文房具などの学校で使う物の言い方に慣れ親しんでいる。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
2時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆文房具などの学校で使う持ち物を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ。
【Activity】文房具ブラックボックスクイズ
導入は、文房具ブラックボックスクイズで。
2回ぐらいは盛り上がります。
○ 文房具の言い方に慣れ親しむ。
have, 身の回りの物 (glue stick, scissors, pen, stapler, magnet, marker, pencil sharpener, pencil case, desk,chair, clock, calendar)
【Activity】 文房具ビンゴゲーム
ここで、Do you habe a pen?
などの文章を導入するといいと思います。
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉: ◆文房具などの学校で使う持ち物を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しんでいる。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
3時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆文房具など学校で使う物について,尋ねたり答えたりして伝え合う。
【Let’s Watch and Think 2】p.20
世界の子供たちがかばんの中に持っている物を知り,自分たちの持ち物と比べて気付いたことを□に記入する。
○ 文房具の言い方に慣れ親しむ。
have, 身の回りの物 (glue stick, scissors, pen, stapler, magnet, marker, pencil sharpener, pencil case, desk,chair, clock, calendar)
【Activity】 文房具ビンゴゲーム
I have なども導入しておきましょう。
【Activity】文房具セットを送ろう。
・身近な人のために文房具セットを作ることを児童に告げる。
作り方と紹介の仕方を児童に教える。
I have red pencils.
I have blue stapler.
I have light blue notebook.
(最後に日本語でこの文房具に決めた理由を言ってもよい。)
(色と数は児童の実態に合わせる。難しい場合は、なしにする。)
○振り返り
本時の学習を振り返る。
出来れば、振り返りカードを書かせましょう。
評価〈方法〉: ◆文房具など学校で使う物について,尋ねたり答えたりして伝え合うことができた。
〈行動観察、振り返りカード点検〉
4時間目(目標◆と主な活動【 】、○)
◆文房具など学校で使う物について伝え合おうとする。
【Activity】文房具セットを送ろう。
・前時の復習。
・身近な人のために文房具セットを作ることを児童に告げる。
作り方と紹介の仕方を児童に教える。
I have red pencils.
I have blue stapler.
I have light blue notebook.
(最後に日本語でこの文房具に決めた理由を言ってもよい。)
(色と数は児童の実態に合わせる。難しい場合は、なしにする。)
文部科学省が提示している指導案では、2段階で文房具セットを作ります。
①Do you haveを使って、お店屋さんごっこをして、文房具を集める。
②集めた文房具を使って、友達にあげる文房具セットを作る。
今回は、初めから誰にあげるか考え、文房具セットをつくり、友達にあげる活動にしています。
誰にあげるかは、始めの数人はくじ引きなどで、教師が指定し、その後は自由にするのがいいと思います。
アクティビティの流れは以下のとおりです。
①教師のデモンストレーション
※入ればALTも活用しましょう。
②教師と児童のデモンストレーション
③隣同士で練習も兼ねて、交換。
④くじ引きなどで、交換する相手を指定して、行う。
⑤自由に文房具セットを送りあう。
評価〈方法〉:文房具など学校で使う物について伝え合おうとした。
〈行動観察、ワークシート・振り返りカード点検〉
所見は以下の記事を参考にして下さい。
解りづらいところがあれば、コメント欄でも質問して下さい。
この記事がお役に立てれば、幸いです。
小学校外国語活動 指導案「Do you have a pen?」(Let's Try2 Unit5) のご紹介でした。