前の記事で外国語の教科の本質について考えてみました。
書いたあとの教科の本質に関しては、考え続けていました。
前にツイッターに以下のような投稿をしました。
外国語の授業で、時々、日本語でも面白い授業か考える。外国語の授業は、英語のコミュニケーションが基本。でも、コミュニケーションの部分が面白くないと成り立たない。だからこそ、英語、日本語関係なく、子ども達がコミュニケーションを楽しめることが大事。
— パンダ先生 (@5DHspiBye2xGZAp) 2019年1月26日
外国語の教科の本質は、「コミュニケーション」という考えは変わらないのですが、
他の先生に説明するときにはメリットも伝えなければと思いました。
外国語の授業の目的をコミュニケーションにすることのメリットは、、、
①単元、授業のゴールが明確になる。
授業のゴールが明確化し、毎回同じになるのは大きいです。
「ぶれない」というのは児童にとっても魅力ですから。
②英語が話せない児童・教師とのコミュニケーションに目的ができる。
英語ができない先生が悩むポイントではないでしょうか。
(私もですが。。)
目的がコミュニケーションなら、この問題も解決できます。
時々、英語ができる(英語の塾に通っている)児童が、
できない児童を馬鹿にすることがありますが、
目的がコミュニケーションなら、英語ができる児童にも指導できます。
③書くことの言語活動の目的がスッキリする。
高学年になると英語で書く言語活動が入ってきます。
時々、書く練習をさせて終わりにしてしまう先生がいますが、そうすると子どもは書くことが嫌いになってしまいます。
やはり書く活動も目的を持たせないと。
書く活動も、友達に伝えることを目的にすると子どもたちは、楽しそうに取り組みます。
④でも一番は、先生も子供も授業が楽しくなるから、です。
英語をできるようになることが目的になると、授業が辛くなってきます。
覚えないといけない
できないといけない
間違えてはいけない
それよりは、間違えてもいいから、話してみよう。
間違えてもいいから、友達に伝えてみようと思えることが大事だと思います。
お互いが、暖かい関係でコミュニケーションを取れる活動は、楽しいものです。