皆さんはどんな風に教材研究を
進めているのでしょうか。
お役に立てる場合もあるかなと思い、
一部教材研究を公開していきたいと思います。
(自分の勉強のためでもあります。)
今回は小学校4年生の物語文、
「プラタナスの木」の単元計画です。
筑波大付属小学校の青山ゆき先生の実践も参考にさせていただきました。
プラタナスの木 単元計画
第一時
①音読
教師の範読
場面分け
児童は好きな場面を選んで音読。
ペアで好きな場面を選んで丸読み。
②初発の感想を書く。
以下の内容から選んで。理由も書く。
好きな場面
不思議なところ
疑問
登場人物について
感動したところ
良いなと思ったところ
その他
第二時、第三時
①音読
児童は好きな場面を選んで音読。
ペアで好きな場面を選んで丸読み。
②友達の初発の感想を知り,感想を交流する。
③場面設定の確認
登場人物の確認(誰が)
視点人物は?
場所の確認(どこで)
時の確認(いつ)
登場人物の行動の確認(何をしている)
第四時
①音読
児童は好きな場面を選んで音読。
ペアで好きな場面を選んで丸読み。(劇読み)
②おじいさんは何者なのか考える。「木の精」なのか,「人間」なのか。
(根拠となる叙述を探す。)
個人で自分の考えを書く。
グループで交流する。全体で話し合う。
※時間に余裕があれば、マーちんはどのように思っているのか話し合う。
第五時、第六時
①音読
児童は好きな場面を選んで音読。
ペアで好きな場面を選んで丸読み。(劇読み)
②物語の最初と最後で変わったものと変わらなかったものについて
自分の考えをまとめる。
特に変わらなかったものは、なぜ変わらなかったのか、
本文の叙述から考える。
例 教科書P59の「ぼくたちのプラタナス公園は変わらない」
プラタナスの木は切られてしまった、おじいさんは来なくなった。
しかし、自分たち(マーチン)が葉や枝の代わり。おじいさんも春になれば会える。
自分たちが公園を守っている。
第七時
①音読
児童は好きな場面を選んで音読。
ペアで好きな場面を選んで丸読み。(劇読み)
②作品の主題を自分なりにまとめる。
プラタナスの木 単元計画(4年国語 教材研究)の記事のご紹介でした。
みなさんのお役に立てれば幸いです。