先日、ツイッターでこんなことをつぶやきました。
国語の物語文のはじめの授業は、こんな語りをしています。
— パンダ先生 (@5DHspiBye2xGZAp) 2020年4月18日
作者の人は、みんなに大事なことを伝えたくて、書いたんだよ。物語は大事な事は直接書かれていないんだ。読んだ人が受け取る必要がある。読んでいると心が動いた所がなかった?心が動いた所を大事に、作者が何を一番伝えたいのか考えていこう
勤務校は臨時休校中ですが、
解除される地域も出てきました。
ようやく授業ができそうです。
学校再開を見据えて、
教材研究を進めています。
私は国語の授業の物語文の最初にこんな語りをしています。
「作者の人は、みんなに大事なことを伝えたくて、書いたんだよ。
物語は大事な事は直接書かれていないんだ。
読んだ人が受け取る必要がある。
読んでいると心が動いた所がなかった?
心が動いた所を大事に、作者が何を一番伝えたいのか考えていこう」
大事なこと=物語の主題
ですね。
物語文では、
叙述(物語文に書かれていること)をもとに
大事だなと思うことを
自分なりに抽象化(イメージ)することが
重要です。
具体と抽象というのは、
とても大事なことで、
国語では必須レベルで
必ず教えたいことの一つです。
物語文に書いてあることを
そのまま伝えるのではなく、
自分の言葉に変換します。
また、主題をとらえるときに
大事なのが、
「自分はどう考えるか
どう感じるか」
です。
国語に関わらずですが、
自分のことを知ることが
勉強の第一歩です。
国語では、
①「自分を知る」
(自分が物語文を読んで
どう感じるか。
どう考えるか。)
②自分の考えや思いを
「論理的に相手に伝える」
以上の2点が大事だと思います。
そんな思いをこめて、
物語文のはじめには、以下の語りをしています。
(以下、繰り返しです。)
「作者の人は、みんなに大事なことを伝えたくて、書いたんだよ。
物語は大事な事は直接書かれていないんだ。
読んだ人が受け取る必要がある。
読んでいると心が動いた所がなかった?
心が動いた所を大事に、作者が何を一番伝えたいのか考えていこう」
「国語 物語文 はじめの語り」の記事のご紹介でした。
みなさんは、国語の物語文のはじめには
どんなことを話しているでしょうか。
お役に立てれば幸いです。