先生の四苦八苦

普段の授業が少しでも楽に楽しくなりますように。

コグトレで道徳!?思いやりトレーニング

先日、コグトレの思いやりトレーニングで

道徳の授業をしました。

 

使った本は「社会面のコグトレ」著 宮口 幸治先生の本です。

 

コグトレの思いやりトレーニングを使った道徳がとても上手くいきました。

子どもたちも大盛り上がりでした。

 

指導略案を作成したので

公開したいと思います。

 

「道徳の時間」学習指導案(略案)

令和3年 月 日 時間目

第4学年  組

1 学 年 第4学年

2 主題名 「思いやり」(内容項目C-(11)規則の尊重)

3 ねらい 友達の悩みや感情に寄り添い、声を掛けるという役割演技等を通して、他者への共感力や思いやり

の大切さに気付き、友達への思いやりのある態度をとろうとする態度を育てる。

4 教材名 「思いやりトレーニング」(出典:「社会面のコグトレ」著 宮口 幸治)

 

5 学習指導過程

 

学習活動(〇発問 )

◇指導上の留意点 ◆評価(方法)

1 「思いやり」「親切」とは何かを発表する。

(人前で話すことについても聞く。)

◇今までの経験と関連させてどのように捉えているのかを引き出す。

 

 

 

2 教材「思いやりトレーニング(悩み相談室)」を読んで話し合う。

 

〇人前で話すのが苦手なA君への声掛けについて考えよう。まずは、A君が「言わなきゃよかった・」と思ったB君の声掛けを考えよう。

個別にワークシートに自分の考えを書く。

その後、ペアで役割演技。

最後に全体共有。

 

〇「A君が気持ちが楽になった。聞いてくれてありがとう。」と思えるようにCくんへの声掛けを考える。

個別にワークシートに自分の考えを書く。

その後、ペア・グループで役割演技。

グループでホワイトボードにまとめる。

全体で共有。

◇みんなで考えていきたい場面を問うことを伝え、課題意識をもって取り組ませる。

 

◇児童の考えてみたい場面から、本時の課題を解決するための発問につなげる。

 

◇状況を把握させることで、A君の気持ちに共感させ、自分と重ねて考えやすくさせる。

 

◇ワークシートを活用することで、自分の考えをまとめさせる。

 

◇グループでまとめる時は、まとめた結果が大事なのではなく、グループで話し合うこと(過程)が大事だと伝える。

 

3 教師の説話を聞く。

 

4 授業の感想を書く。

〇今日の学習で学んだことや発見したことを書き ましょう。

 

◆きまりの意義や良さを理解し、自分とのかかわりで捉えている。(発言、ワークシートへの記述)

 

◇「学級の児童からもらった思いやり」につい

て話し、思いやりの温かさや親切な行動が

心の支えとなっていることを伝える。

 

子どもたちの実際のホワイトボードは

以下のような感じでした。 

 

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どのグループも真剣に考え、

本気で考えていました。

 

認知ソーシャルトレーニングとしても

道徳でコグトレは

素晴らしいと思いました。

 

コグトレで道徳!?思いやりトレーニングの

ご紹介でした。

 

みなさんのお役に立てれば幸いです。