新しい年度が始まり、新学期の準備に忙しいところだと思います。
小学校 外国語活動の授業開きに悩んでいる先生方も多いのではないでしょうか。
英語が苦手な先生にとっては、頭の痛い問題ですよね。
誰でもできて、簡単なゲームから始めるのはどうでしょうか。
お勧めは自己紹介とじゃんけんとSimon saysゲームを組み合わせた授業です。
お勧めの学年は、3年生か4年生の中学年向けです。
一時間の流れはこんな感じです。
○目標
慣:英語でのあいさつに慣れ親しむ。
〇Introduction (5分程度)
自己紹介
できれば、簡単に教師が英語で自己紹介する。
〇自己紹介の仕方を確かめる。(10分)
A: Hello. My name is (I’m) ….
B: Hello. My name is (I’m) ….
握手(目をみてあいさつすることの大切さも教える。)
①教師がデモンストレーションを行う。
ALTがいる場合は、二人で行うと解り易い。
ALTがいない場合は、児童を前に出して行う。
その際には、前に出した児童が恥をかかないように、
出来ない場合は、フォローする。
また、前に出た児童を褒めることで、外国語活動が楽しいと思わせたい。
②練習として、教師と児童全員で挨拶する。
③隣同士の児童で挨拶をする。
児童が戸惑っているようなら、複数回繰り返す。
出来ていない児童をフォローする。
④児童は好きな相手を見つけて、挨拶をする。
なるべく、たくさん挨拶できるように話す。
(3分程度)
終わったあと、挨拶できた人数を聞く。
〇自己紹介ゲーム(15分)
①英語のじゃんけんを教える。
教師と複数回、じゃんけんをする。
慣れてきたら、代表児童を前に出し、じゃんけんをする。
②英語のじゃんけんと挨拶を組み合わせる。
じゃんけんをし、勝ったほうからあいさつをする。
※以下の流れは、自己紹介と一緒。
③教師がデモンストレーションを行う。
ALTがいる場合は、二人で行うと解り易い。
ALTがいない場合は、児童を前に出して行う。
④練習として、教師と児童全員で挨拶する。
⑤隣同士の児童で挨拶をする。
⑥児童は好きな相手を見つけて、挨拶をする。
(3分程度)
〇Simon-says game
Stand up, sit down, look, listen, stopなど、英語の授業でよく使うクラスルームイングリッシュ(動作)を学習する。
“Simon says…” に続く動作を表す言葉を、ジェスチャーをしながら繰り返す。
動作を表す言葉だけのときは、何もしない。
T: Simon says, Stand up.
C: Stand up.(“Stand up”の動作をしながら)
T: Simon says, sit down.
C: sit down.(“sit down”の動作をしながら)
T: listen. C: (何もしない。)
サイモンセッズゲームのイメージが湧きにくい場合は以下の動画を参考にして下さい。
※サイモンセッズゲームはもう少し詳しい記事を以下に書いています。
参考にして下さい。
〇振り返り
時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
※ 本時の感想を学習カードに記入するのは次回から。
ポイントは変化のある繰り返しとたくさんの友達とのコミュニケーション。
簡単な英文で構わないので、たくさん挨拶させましょう。
皆様の授業が少しでも楽になり、
子供たちが英語が面白いと思って欲しいと思います。
「小学校 外国語活動 授業開きは、英語じゃんけんとSimon saysゲームで!」でした。
お読みいただき、ありがとうございました。