出展:文部科学省
小学校外国語活動 指導略案「What do you want?」(Let's Try2 Unit7)の紹介です。
一単元の流れを自分なりにまとめてみました。
今回の指導案も、外国語活動が苦手な人、英語が苦手な人向けに書いています。
少しでも参考になれば参考です。
単元目標や領域別目標などは、文部科学省から発行されている指導案を参考にしています。(授業の流れはオリジナルです。)
1.単元目標
・食材の言い方や、欲しいものを尋ねたり要求したりする表現に慣れ親しむ。
(知識及び技能)
・欲しい食材などを尋ねたり要求したりするとともに,考えたメニューを紹介し合う。(思考力,判断力,表現力等)
・相手に配慮しながら,自分のオリジナルメニューを紹介しようとする。
(学びに向かう力,人間性等)
2. 言語材料
○ What do you want?
I want (potatoes), please. How many? (Two), please. Here you are.
Thank you.
○ 果物・野菜(vegetable, potato, cabbage, corn, cherry),
飲食物(sausage)
[既出]What’s this? It’s (a fruit). Do you have (a pen)?
Do you like (blue)? Yes, I do. / No, I don’t. I [have / don’t have] (a pen).
果物・野菜,飲食物,数 (1~60)
3.単元計画(合計4時間)
○使用教材、準備(教師)
ファイル(B5)、フラッシュカード、デジタル教材、
〇一時間目
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○活動内容
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Introduction
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○あいさつ
Hello, every one. How are you? What day is it today?
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【Let’s Watch and Think】p.27
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・世界の市場の様子を見て,
世界にはさまざまな食材があること,
自分たちと同じ食べ物も食材になっていることを知る。
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♪Let’s chant
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○外来語と日本語を比べる。
「Banana chant」に取り組む。
※バナナちゃんつに関しては以下の記事をご参照ください。
pandasensei.hatenadiary.com
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Let’s say
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○果物・野菜
(vegetable, potato, cabbage, corn, cherry),
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Let’s play the game
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○ビンゴゲーム
1:黒板に使用する英単語のフラッシュカードを貼っておく。
2:ビンゴカードを配り、子供に好きな果物や野菜を書かせる。
出来る子は英単語(アルファベット)で書かせる。もしくは、絵でも可。日本語もOKとする。
時間を決めて、書かせましょう。
3:まずは、先生に聞きます。先生から話し、児童にリピートさせましょう。
T:What do you want? C:What do you want? T: I want (potatoes) C:I want (potatoes)
子供はポテトにチェック。数回繰り返します。
4;次は子供に聞きましょう。 C:What do you want? 代表児童: I want (corn)
C:I want (corn) 子供はコーンにチェック。何人か繰り返していく。
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Look back(5min)
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○Look back
本時の感想を学習カードに記入する。
※時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
※振り返りに関しては以下の記事をご参照下さい。
pandasensei.hatenadiary.com
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〇二時間目
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○活動内容
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Introduction
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○あいさつ
Hello, every one. How are you? What day is it today?
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【Let’s Chant】
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What do you want? p.27
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【Let’s Listen 1】p.28
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・登場人物が自分のフルーツパフェの中身を紹介するのを聞き、
線 で結ぶ。 ○
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Let’s chants
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①聞く。
②一緒に唱える。
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【Activity 1】p.28
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・ペアになり、やり取りをしてパフェを作る。
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Look back(5min)
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○Look back
本時の感想を学習カードに記入する。
※時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
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〇三時間目
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○活動内容
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Introduction
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○あいさつ
Hello, every one. How are you? What day is it today?
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Let’s say
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○ 果物・野菜
(vegetable, potato, cabbage, corn, cherry)
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Let’s Chant
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What do you want? p.27
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Let’s play the game
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〇どんじゃんけん
1:黒板に使用する英単語のフラッシュカードを貼っておく。
先生はグループに英単語のミニカードを配る。
二つのグループで対決することを伝える。
2:一列に並べた机の上にミニカードを並べる。
各グループは机の両端に並ぶ。
3:指導者の合図で各グループの先頭は、ミニカードを端から順にタッチしつつ、その単語を言いながら中央に進む。
4:相手に出会ったところで、じゃんけんをする。
勝ったら、そのまま相手の陣地に進む。
負けたら、自分の列の後ろに並び、次の児童が同様に端から絵カードをタッチして、中央に進む。
端にたどり着いたグループに1ポイント。
制限内の時間で勝負を決める。
※ゲームに関しては以下の記事をご参照ください。
pandasensei.hatenadiary.com
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Let’s play the game
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連想ゲーム
1:黒板に英単語のフラッシュカードを貼っておく。
英単語(果物、色、スポーツ、教科などの今まで習った単語)などは、
事前にゲームなどで復習しておくといい。
2:先生、代表児童によるデモンストレーション。
まずは、お題を決める。 たとえば、panda。
例
A B:Hello.
A:What's this?パンダを指差しながら。
B:Panda. A:Yes! Hint please!
B:animal。black and white。
(何も浮かばなければ、ジェスチャーも可)
A:Thank you!
3:友達とヒント連想ゲームをする。
全体で練習
→ペアで練習。
(何回か)→自由に色んな人に聞きに行く。
※こちらもおすすめです
pandasensei.hatenadiary.com
※リズムゲームでやる方法もあります。
pandasensei.hatenadiary.com
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Look back(5min)
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○Look back
本時の感想を学習カードに記入する。
※時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
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〇四時間目
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○活動内容
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Introduction
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○あいさつ
Hello, every one. How are you? What day is it today?
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Let’s say
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○ 果物・野菜
(vegetable, potato, cabbage, corn, cherry)
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Let’s Chant
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What do you want? p.27
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Let’s play the game
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〇どんじゃんけん
1:黒板に使用する英単語のフラッシュカードを貼っておく。
先生はグループに英単語のミニカードを配る。
二つのグループで対決することを伝える。
2:一列に並べた机の上にミニカードを並べる。
各グループは机の両端に並ぶ。
3:指導者の合図で各グループの先頭は、
ミニカードを端から順にタッチしつつ、
その単語を言いながら中央に進む。
4:相手に出会ったところで、じゃんけんをする。
勝ったら、そのまま相手の陣地に進む。
負けたら、自分の列の後ろに並び、
次の児童が同様に端から絵カードをタッチして、中央に進む。
端にたどり着いたグループに1ポイント。
制限内の時間で勝負を決める。
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Let’s interview
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3ヒントゲーム
1:黒板に英単語のフラッシュカードを貼っておく。
2:ヒントを考える。
たとえば、pandaなら、animalやblack and whiteなどのヒントを考える。
三つもヒントが浮かばない場合は、
最初の一つか最後の一つはジェスチャーでもいいことを知らせる。
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Look back(5min)
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○Look back
本時の感想を学習カードに記入する。
※時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
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〇四時間目
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○活動内容
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Introduction
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○あいさつ
Hello, every one. How are you? What day is it today?
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Let’s say
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○ 果物・野菜
(vegetable, potato, cabbage, corn, cherry)
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Let’s Chant
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What do you want? p.27
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Let’s interview
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3ヒントゲーム
○友達に3HIntクイズを出す。
先生がデモンストレーションすると子供の理解が早い。
例
A B:Hello.
A:Hint 1.It’s a fruit.
A:Hint 2.It’s red
A:イチゴを食べるジェスチャー。
A:What this?
B:It’s a strawberry.
A:Yes! That's right.
AとBの役割を交換して、繰り返す。
インタビューの流れはこんな感じです。
全体で練習→ペアで練習。(何回か)
→自由に色んな人に聞きに行く。
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Look back(5min)
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○Look back
本時の感想を学習カードに記入する。
※時間に余裕があれば、感想を児童が発表。
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子供が英語嫌いにならないように、スモールステップで授業を組み立てています。
少しずつ変化を加えながら、子供が飽きないように、かつ、誰でも授業に参加できるように組み立てました。
解りづらいところがあれば、コメント欄でも質問して下さい。
この記事がお役に立てれば、幸いです。
小学校外国語活動 指導略案「Alphabet」 (Let's Try2 Unit6)のご紹介でした。