先生の四苦八苦

普段の授業が少しでも楽に楽しくなりますように。

教材研究のポイント(授業改善にも)

 臨時休校中ですが、

教材研究をすすめています。

 

教材研究のポイントを自分なりにまとめてみました。

 

今年度ですが、一年目の先生と組んでいるので、

OJTの一環として示そうと思います。 

 

教材研究のポイントですが、

優先順位があると思っています。

 

もちろん、どれも大事なポイントだし、

人によって優先順位は違うと思います。 

 

あくまで、私の優先順位ということで、

参考になれば幸いです

 

 

1.優先順位(高)

※必ずチェックすべし

 

①指導目標の明確化(評価計画)

 

学習指導要領を参考に

児童に示す学習の狙いを確認します。

 

ただ、一番大事なことは、

 

「児童がつけたい力(できるようになること)」

決めることです。

児童がつけたい力は具体的に考えましょう。

 

そして、目標と評価は一体で考えます。

目標を決めたら、

評価も一緒に考えます。 

 

②学習内容の精選

まずは教師が学習内容を

確実に理解することです。

 

その上で、指導目標に合わせ、

児童が指導内容を身に付けられるように

学習内容を精選しましょう。

 

ちなみに

学習内容の精選はとても大事です。

 

私はベテランの先生に

「一時間に教えられる内容は一つ」と

教わりました。

 

それぐらい大事です。

 

③発問・指示(的確に)

①②が整理された後になりかもしれませんが、

主発問が簡潔で分かりやすいか、

指導目標と矛盾がないか

検討します。

 

また、指示も明確になっているか

考えておきます。

 

2.優先順位(中)

※できる限りチェックすべし

①学習過程の見直し

(児童が主体的に取り組めるように)

児童が主体的に問題解決できるように

学習過程を見直します。

 

見通しを持てるかも大事。

 

②板書計画 ノート計画

 

板書計画 大事ですよね。

また、どのように児童がノート(プリントも)

などを使って、思考を深めるのか

考えておく必要があります。 

 

3.優先順位(低)

※余裕があればチェックすべし

①学習活動

活動が体験的なものになっているか、

話し合い活動などを取り入れているか

確認します。

 

②学習形態の工夫

学習内容に応じた学習形態

(一斉、グループ、ペア)に

なっているかチェックします。

 

③個に応じた指導(机間指導)

一人一人の状況を確認し、

適切な指導ができるか、

特別支援が必要な児童がいるか

考えます。

 

④ICTの活用

ICTを有効活用できているか、

確認します。

 

⑤教材・教具

児童の意欲を高める教材・教具の

準備や工夫がされているか

確認します。 

 

.その他

※普段の学級経営でチェックすべし

 

①学習起立の確立 

(挨拶・姿勢・発言)

 

始業時間に開始しているか。

児童は学習用具の準備をしているか。

発言、聞く態度はどのようなものか。

 

普段の学習態度から確認します。

 

②学習環境の構成

掲示物への配慮、

教師の言葉遣いなど、

チェックします。

 

③整理・整頓・清潔

 床のゴミ、ゴミ箱

教卓、戸棚、ロッカー等、

教室内が整理・整頓されているか。

 

 

 

 教材研究のポイント(授業改善にも)の記事のご紹介でした。

臨時休校中ですが、

再開を見据えて

教材研究を進めましょう。